パーソナルカラー診断の誤診を防ぐために。知っておくべき”色の心理効果”との向き合い方
こんにちは!for*styleパーソナルスタイリストスクール(FPSS)代表の久野梨沙です。
目次
パーソナルカラー、よくある誤診の落とし穴
「この方はかわいらしい印象だから、スプリングタイプに違いない」
「大人っぽい雰囲気なので、きっとウィンターの色が似合うはず!」
パーソナルカラー診断をする際、こんな風に考えてしまうアナリストさんが、残念ながらたくさんいます。
実は、これはカラー診断における重大な誤診の原因なんです。
先週の土曜日に行った、FPSSの基礎講座で印象的な場面がありました。
17期生のJacoさんが授業後のブログで率直に書いてくれています。
なぜパーソナルカラーの誤診が起こるのか?
この悩みは、プロのカラーアナリストを目指す方々にとって、とても重要な気づきのポイントなんです。
なぜなら、パーソナルカラー診断の本質は、その人の肌の色素と身に付ける色との相性を見ることにあるからです。
ところが私たち人間は、色に対して「かわいらしい」「大人っぽい」といった心理的なイメージを自然と持ってしまいます。そのため、つい顔立ちの印象に影響されて、本来見るべき「肌の色素との調和」を見失ってしまうことがあるのです。
この「色の心理効果」と「客観的な色素診断」をしっかりと切り分けられるかどうかが、プロのカラーアナリストへの分かれ道に・・・・・・。
パーソナルカラー診断の指導は「経験を積めば分かる」では足りない!
私はこれまで、様々なパーソナルカラーアナリストの方の学び直しをお手伝いしてきました。
お一人お一人の背景はみんな違います。何年も活動されてきた方、別のスクールで学ばれた方、独学で勉強されてきた方…。でも、診断に迷いを感じるようになったときの悩みには、不思議と共通点があるんです。
その方々と向き合う中で、私は誤診が起こるパターンを一つ一つ丁寧に紐解いていきました。
そうすることで、わかったのは、誤診の根本原因は大きく3つ程度に大別できること。
また、ほとんどのスクールでは「誤診のパターン」について具体的に言語化して教えることをしていない、ということです。
「たくさん練習すれば自然とできるようになります」
「経験を積めば分かってきます」
そう言って、生徒さん自身の試行錯誤に任せてしまうスクールがあまりに多いんです・・・・・・(だいたい「100人くらい診断して下さいね〜」って言われるそうです)。
でも、それって本当に効率的な学び方なんでしょうか?
カラー診断は確かに目で見て判断する部分が大きい診断。視覚に頼るわけですから、そういう面では「感覚的」と言わざるをえません。
でも、まず「なぜ誤診が起きるのか」「どんなときに誤診しやすいのか」をしっかり理解しておくことで、その「視覚」を正しく使えるようになるんです。
だからFPSSでは、誤診が起きやすいポイントを具体的に示し、それを防ぐための方法を実践的に学んでいただきます。そうすることで、ただ漠然と経験を積むのではなく、的確に診断力を高めていけるようになります。
誤診をしないアナリストを育てる。それは、お客様の人生に関わる大切なこと。だから、本当に細心の注意を払って、指導をしています。
このような悩みはありませんか?
現在活動中のパーソナルカラーアナリストの中にも、
✅パーソナルカラー診断をしても、その後、お買い物同行などの他のサービスへの申込につながらない
✅お客様からあまり納得してもらえていない気がする
✅診断結果に自信が持てない
といったお悩みをお持ちの方がたくさんいらっしゃると思います。
こういった悩みの多くは、実は「色の心理効果」と「客観的な色素診断」の切り分けが曖昧なことに起因しています。
自分一人での診断練習には限界がありますよね。
でも、これは、原因がわかれば必ず改善できます。
FPSSでは、公認心理師の資格を持つ講師が、あなたの色についての感受性を確認しながら原因を見つけ、確実に改善する方法で指導します。
さらに、実践的なトレーニングを通じて、診断スキルだけでなく、お客様とのコミュニケーション力も磨いていきます。
17期生のJacoさんが書いてくださったように、「言い回しや伝え方ははっきりと明確なのに、言葉や内容は相手への気遣いや優しさを感じる」そんな接客ができるようになっていくんです。
少人数制だからこそ可能な、一人一人に寄り添った丁寧な指導。それがFPSSの特長です。
パーソナルカラーアナリストとして、より確かな技術を身につけたい方。 新しくカラーアナリストとして独立を目指す方。
ぜひ、FPSSの扉を叩いてきてください!
▲今回取りあげた生徒さんの感想記事はこちらから読めます
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新しいキャリアへの近道を、FPSSで。
執筆者プロフィール
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株式会社フォースタイル 代表取締役社長/一般社団法日本服装心理学協会 代表理事/跡見学園女子大学 兼任講師/公認心理師
服装心理学®に基づくパーソナルスタイリングの第⼀人者。大学で心理学を研究した後、大手アパレルメーカーの企画職を経てスタイリストに。社団法人日本服装心理学協会の代表として、装いが人の心に与える影響を研究する「服装心理学®」の啓蒙活動にも尽力。自己肯定感を高めるファッションカウンセリングや、服装を用いた印象コントロールに定評がある。著書に「最高にしっくり似合う服選び」(学研プラス)など。
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