エスニックな小物で盛り上げる、アラフォー女性の休日コーデ【スタイリング添削】
FPSSでは、課題として作ったコーディネートに、講師から細かな添削を受けることができます。その繰り返しで、スタイリストとしての技術が確実に向上し、プロとしての自信もついていく仕組みです。
パーソナルスタイリストになるまでに、どんな勉強を行っているのか、
講師からどんなアドバイスをもらえるのかの参考にして頂くために
この場所でそのやりとりを公開しています。
目次
在校生・芹沢さんのコーディネート作品
こんにちは。在校生の芹沢佐和子です。
入門講座9コマ目「形から考えるコーディネート」の授業の課題コーディネートを提出します。「曲線的なアイテム同士のコーディネート」の課題を、アラフォー女性の休日スタイルというテーマで作成しました。
休日に友人とお茶をするという想定でのコーディネートです。
時期は、夏の終わりの秋口の夕方。
オンはタイトな服装の多いキャリアな彼女ですが、休日はリラックスした服装でくつろぎます。
曲線の多いファッションが心のゆとりを表現しています。
トップスはパンツにイン。
黒とベージュのシンプルな服装にカラフルなクラッチが彩りを添えています。
講師・久野よりコーディネートへのアドバイス
芹沢さん、こんにちは!
早速コーディネートに関してアドバイスをしていきますね。
「曲線的なアイテムだけのコーディネート」という課題でしたが、揺れ感のあるガウチョパンツを使えば、パンツスタイルでも柔らかいスタイルが実現できますね。
スカートではなく敢えて難しいパンツを選んで作成したのは、とても良い練習になったのではないかと思います。
形のコーディネートはばっちりなのですが、小物のテイストにばらつきが見られます。そこを直せばさらにコーディネートがランクアップするでしょう。
選んだ帽子・ピアス・シューズはナチュラルな質感でエスニックテイストを感じさせるのに対し、クラッチバッグはスパンコールで柄が描かれており、他の小物に比べて人工的な質感となっています。
せめて色が他の小物と同様に低い彩度ならよかったのですが、色が鮮やかということで、その人工的な質感がさらに際立つ結果となり、浮いて見えてしまっています。
アクセントカラーとして加えたかった意図はよくわかるのですが、質感も他のアイテムとは異種となると、アクセントというより浮いて見えるアイテムになってしまうのです。
それを解消し、エスニックテイストを突き詰めると以下のような修正が考えられます。
クラッチバッグはシェルやウッドビーズなど、天然素材があしらわれたものにチェンジ。ストローハットの質感とよく似合います。
その分色がなくなってしまったので、天然石のリングや、スカートと同じ低彩度な色が使われたバングルをプラス。彩度を合わせれば、色数が増えてもまとまりは残ります。
さらに、修正前のシューズはガウチョパンツと類似色が使われており、その色の微妙なズレが気になったため、まったく異なる色相で、同じ低彩度なトーンのカーキに変えました。
修正前後を比べてみましょう。
小物のテイストを統一するだけで、多くの小物を使ってもまとまりがあるコーデに仕上がりますね。
もちろん、クラッチバッグを活かし、帽子・ピアス・シューズを替えるという手もあります。練習のため、このやり方で修正をしてみて下さい。
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