ママ起業を成功させるために必要な「前倒し仕事術」

こんにちは!for*styleパーソナルスタイリストスクール代表の久野梨沙です。

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このところ、小さなお子さんを育てながらパーソナルスタイリストとしての起業を目指す人が増えています。
かくいう私も、ただいま1カ月の子供を抱えながら既に仕事に復帰しつつある身。
今までスクールの生徒さんにアドバイスしてきた「育児と仕事を両立させるコツ」を自ら実践している毎日です。

その中でも、今までの自分の仕事の進め方と明らかに違うのが締め切りの考え方です。

 

「明日できることは今日やらない」という考え方

起業して10年。自分が1時間あたりできる仕事量はだいぶ正確に見積もれるようになっていました。
そこで産前は、コラムの執筆やパーソナルスタイリングのお客様にお渡しするブック、セミナーの資料作成など、締め切りがある仕事は逆算してぎりぎり間に合う日から取り掛かるようにしていました。

というのも、あまり早く取り掛かりすぎると追加のご要望を頂いたときに二度手間になったり、まだまだ時間があると油断して作業ペースが落ちたりするから。
明日やればいいことは今日やらず、空いた時間はこれからやりたい事業の仕込みにつかったりしていたんです。

でも子供を産んでからはこのやり方は通用しなくなりました。

 

ママの仕事スタイルは「前倒し」がマスト!

小さな子供がいると、明日どうなるかが全く読めません。
見込んでいた仕事時間が子供の体調不良で飛んでしまったり、夜子供が全然寝なくて自分のコンディションが最悪になってしまったり・・・。

ですから、今日やらなくて良さそうなことでも、締め切りが近い順にどんどん片づけていくことが必要。
仕事ができる時間を見つけたらとにかく前倒しで取り組んでいくのです。

もちろん仕事を受ける際にも、作業時間の見積は子供がいなかったときと同じ感覚ではNG。
私の場合は産前の倍の時間で見積もるようにしています。

 

残念だけど、小さな子供がいる女性はビジネスでは信頼されづらい。だから・・・

「赤ちゃんがいるんじゃ、お仕事はできませんよね」
「子供の体調不良で急にキャンセルされると困るので・・・」

残念ですが、そんな風に心配して働くママへの仕事依頼をためらうクライアントは多いものです。
個人で仕事しているママであればなおのこと。

だからこそ、慎重にスケジュールを立てる必要がありますし、締め切りは厳守しなければいけません。
締切を守ってきっちり仕事をする起業ママばかりになれば、子供がいる女性への仕事依頼ももっと増えるはず!
私もそう思ってがんばっています。

 

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執筆者プロフィール

久野 梨沙
久野 梨沙for*styleパーソナルスタイリストスクール代表
株式会社フォースタイル 代表取締役社長/一般社団法日本服装心理学協会 代表理事/跡見学園女子大学 兼任講師/公認心理師

服装心理学®に基づくパーソナルスタイリングの第⼀人者。大学で心理学を研究した後、大手アパレルメーカーの企画職を経てスタイリストに。社団法人日本服装心理学協会の代表として、装いが人の心に与える影響を研究する「服装心理学®」の啓蒙活動にも尽力。自己肯定感を高めるファッションカウンセリングや、服装を用いた印象コントロールに定評がある。著書に「最高にしっくり似合う服選び」(学研プラス)など。
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