入門講座第2回生徒さんのファッションスナップ

こんにちは！　for*styleパーソナルスタイリストスクール代表の久野梨沙です。

入門講座2回目は、パターンとフィッティングの授業でした。
体の採寸の仕方や、一人一人の体の違いについて、そしてその人にあった形のブランドをどう見つけるか・・・などなど、体に合った服選びの基礎となる知識を学んでもらう内容です。

実際にお互いの体の寸法を測りながらの授業です。
メジャーを使っての採寸も、プロらしくやろうと思うと意外と難しいもの。
正確な計り方、そしてお客様の体に触れる作業ですので不快感を与えないようにするコツなども学びます。

また、「顔が大きい」「足が短い」「肩幅が広い」といった体型のお悩みの原因を突き止めるための採寸とバランスの計算方法も伝授。
人間の体に対する認識は曖昧なもので、顔が小さいだけなのに肩幅が広く感じてしまったり、上半身ががっちりしているせいで足が短く感じたり・・・と、すぐ近くにある部位のバランスが変わるだけで感じ方が変わってしまいます。
そんな主観的なお悩みを客観的に分析するためには、数字に基づく体型の把握が欠かせません。
皆さん電卓片手に計算しながら、「なるほど〜〜！」と興味深そうでしたよ。

今回のファッションテーマは「○○年代風コーデ」
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今回のファッションテーマは
「○○年代風コーデ」

それではお待ちかね！　入門講座第2回の生徒の皆さんのファッションスナップです。

今回のファッションテーマは「○○年代風コーデ」。
前回学んだファッションの歴史の知識を元に、過去のトレンドを意識したファッションで来てもらいました。

Iさんの70年代風フォークロアファッション

ハンドメイド風なレースニットにデニムのバギーパンツ。そしてネックレスにゆるめの巻き髪でニュアンスを出したコーデです。
裾をほどいた加工のデニムにキレイめのレースというミックス感が◎。
色がシンプルなので、差し色があったらもっと良くなりそうですね！

nakiさんは60年代風のポップなコートが主役のコーデ

大きなボタンに鮮やかな色という60年代の雰囲気を彷彿とさせるコートを主役にしたコーディネート。
ファーのポケットは今年風ですね。
ストレートな60年代ファッションにするなら、デニムではなくミニスカートにカラータイツを合わせるところでしょうか。
太めデニムを合わせたことで、60年代後半〜70年代といった雰囲気になっています。

S.Nさんは70年代風のエスニック調スカートをきちんとコーデにアレンジ

エスニック調の柄が入ったスカートは、シルエットがきれいなタイトスカートなので、ベルトを合わせればきちんと感のある大人カジュアルが完成します。
ラフなカジュアルスタイルよりもこういったキレイめスタイリングの方が、S.Nさんの雰囲気にも良く合っていますね。
杢糸のニットは細かい柄と同じ効果があるので、柄スカートと合わせるとちょっと目が散ってしまいそう。
スカートを活かすなら無地トップスの方がよりスカートが引き立ったかもしれませんね。

Oさんの20年代風ヘアスタイルを取り入れたコーディネート

ちょうど髪が短いということを活かし、20年代に流行したヘアバンドを合わせたコンパクトなヘアスタイルに。
ファッションは、同じく20年代に流行した直線的なシルエットを意識して、すとんとした形のワンピースをセレクト。
ヘアバンドもワンピースも柄物なので、ヘアバンドを活かすのであればワンピースは無地の方がより良かったかもしれません。

入門講座ではこんな風に、授業に加えて毎回ファッションテーマを設けて、講師や同期の生徒からフィードバックをもらって着こなしレベルを上げる練習をしています。
毎回スナップ撮影もしているので、撮られ方の練習にもなっているんですよ！

このブログでは引き続き、生徒さんのファッションスナップをお伝えしていきますのでお楽しみに！