パーソナルスタイリストが講師の仕事を得るメリット

 

こんにちは！
for*styleパーソナルスタイリストスクール学長の久野梨沙です。

 

あなたは起業したら、ただひたすらパーソナルスタイリストのお仕事をやっていたいですか？
それとも、依頼が来るのであればこだわらずいろいろな仕事をやりたい、と思うタイプでしょうか？

 

パーソナルスタイリスト全体を見てみると、それ一本に集中するケースより、ファッションセミナーなどの講師の仕事を並行して行うケースが多くなっています。
もちろんFPSSでも、その適性があると判断した生徒や卒業生の皆さんには、セミナー講師のお仕事をお願いしています。

 

しかし、パーソナルスタイリストして1対1でおしゃれのアドバイスを行うのとは異なり、セミナー講師は大勢の方に一度に教える仕事。
カリキュラムを開発したり、大勢に向けた話し方を練習したりと、新たに身につけなければいけないスキルがたくさんあります。
セミナー準備にかかる時間やコストを考えたら、講師料が入っても初めのうちは「割に合わない！」と思ってしまうこともあるかもしれません。

それでも私は、大勢の前に立つことがよほど苦手でない限り、「セミナー講師の仕事にも積極的にチャレンジしましょう！」とお薦めしています。

 

セミナー講師をやってみてわかること

例えば、FPSSでは、私がファッション講師を勤める東京総合美容専門学校での、1Day Campusの講師の仕事を卒業生さんにお願いしています。
その仕事の内容は、専門学校に体験入学に来た高校生たちに、パーソナルカラー診断を提供すること。
短時間でわかりやすくパーソナルカラーの説明をしながら、正確に診断することが求められます。しかも一度に複数人を･･･。

 

そんな中、担当して下さったある卒業生は

• パーソナルカラーの理論的説明はできても、高校生のトレンド知識が足らず、トレンドを交えたわかりやすいたとえができなかった
• カラー診断を踏まえての成人式の着物の色・柄に関する質問を受け、とっさに回答ができなかった

という反省を口にしました。

 

パーソナルスタイリストという仕事をしていると、どうしても会うお客様の層は限られてきます。
中でも高校生のお客様がいらっしゃることは非常に稀。

 

でも、そんなお客様も、後10年も経てば社会人になり、パーソナルスタイリストを頼めるような世代になるのです。

 

そのとき、そのお客様が通ってきたトレンドを知らなければ、本当の意味でそのお客様を理解できず、提案もずれてしまいかねません。

 

普段会えないような人と出会えるのがセミナー仕事のメリット！

セミナーで出会えるお客様と、パーソナルスタイリングで出会えるお客様は違います。
だから、思わぬ質問や要望をいただきます。
それが自分自身をまた一歩、大きく成長させることにつながるのです。

パーソナルスタイリストになってからも、スキルを伸ばし、どんどんビジネスを成長させていくためには、セミナー講師という現場は、チャンスの宝庫。
相乗効果で自分自身が磨かれていくことがわかるはずです。

 

FPSSでは、セミナーの仕事も含め、生徒さん一人一人の資質を見極めながら、少しずつできる範囲からお仕事の機会をご紹介していきます。
万全のサポート体制で、安心してチャレンジできるのは、スクールのバックアップがあるときだけ。
完全独立する前に、一つでも多くの経験を積んで欲しいと思っています。

 

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