【公開添削】洋服とサングラスとのコーディネート術・完結編

FPSSでは、課題として作ったコーディネートに、講師から細かな添削を受けることができます。その繰り返しで、スタイリストとしての技術が確実に向上し、プロとしての自信もついていく仕組みです。

パーソナルスタイリストになるまでに、どんな勉強を行っているのか、
講師からどんなアドバイスをもらえるのかの参考にして頂くために
この場所でそのやりとりを公開しています。

在校生MMさんのコーディネート作品

※このコーディネート作品は3回目の添削となっています。
ぜひ前回・前々回の添削記事と併せてご覧下さい。
添削1回目
 添削2回目

こんにちは。在校生のMMです。
サングラスの世界観を活かし、再度「アラフォーOLが、夫とシティホテルでディナーに行く時のコーディネート」として制作しました。

時折暑さが戻る9月。

夫とザ・リッツカールトン東京のフィオレンティーナでディナーを。

サングラスの持つ、大人のリッチさにあわせてドレープ使いのホルターネックのワンピースで大人の色気を出しました。

バッグ、バングル、靴にはレストランの明かりに映える輝きを添えて・・・。

MMさん、こんにちは！
早速コーディネートに関してアドバイスをしていきますね。

前回の添削でお伝えした通り、サングラスのブランドの世界観をしっかり把握して消化できましたね。
一番初めに作成したコーディネートから2回目のコーディネート、そして今回と比べてみるとその差は歴然。

かなりカジュアルなコーディネートをしていたため、サングラスのラグジュアリーな雰囲気がかなり浮いてしまっていました。

ドレッシーさという面でははサングラスのレベルにあったコーディネートとなりましたが、それでもテイストが「洋服＝遊び心アリ」「サングラス＝ゴージャス・色っぽい」とばらけてしまっていました。

そして今回、ドレスのテイストも含めて、サングラスとよく合うコーディネートが完成しました。
シューズの色とサングラスのレンズの色も同系色で合わせているので、まとまりも生まれています。

感覚・雰囲気でコーディネートしていた第1回目から、回を追うごとにアドバイスを吸収してメキメキ完成度が上がっていきましたね。
センスではなく、理論をしっかり押さえれば完成度の高いスタイリングができることが実感できたのではないでしょうか。

今回は主に小物のスタイリングに関する勉強になりましたが、これからは既にMMさんが受講済みのファッション史をテーマにしたスタイリング作品作りをお薦めします。既に学んだことをしっかりものにするために、スタイリング作品を制作した方が、今後のスキルアップに向けての足場が強固になります。

引き続きコツコツと作品を制作し、技術を磨いていきましょう。

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