カジュアル感の理由は素材の凹凸感にアリ!【スタイリング添削】
FPSSでは、課題として作ったコーディネートに、講師から細かな添削を受けることができます。その繰り返しで、スタイリストとしての技術が確実に向上し、プロとしての自信もついていく仕組みです。
パーソナルスタイリストになるまでに、どんな勉強を行っているのか、
講師からどんなアドバイスをもらえるのかの参考にして頂くために
この場所でそのやりとりを公開しています。
目次
在校生・yamadaayakoさんのコーディネート作品
こんにちは。在学生のyamadaayakoです。
入門講座10コマ目「素材から考えるコーディネート」の授業の課題コーディネートを提出します。「凹凸のある素材同士のコーディネート」の課題をアラサー女性のOFFスタイルというテーマで作成しました。
季節は春の休日。近所のカフェに一人でランチに行くイメージです。
ケーブル編みのニットにグログランスカートが凹凸です。
ボリュームのあるニットにミモレ丈のスカートというボリュームのある組み合わせで休日らしくリラックス感を出しました。
色合わせは、素材が凹凸があるものなので、洋服は黄色×白で明るい組み合わせに。
バッグとバングルはメインの黄色と対照配色の青系にし、靴とピアスは中差配色色相の緑にすることでメリハリをつけつつ、うるさくならないようにしました。
講師・久野よりコーディネートへのアドバイス
yamadaayakoさん、こんにちは!
早速コーディネートに関してアドバイスをしていきますね。
今回は「凹凸のある素材同士のコーディネート」がテーマでした。
服は凹凸をかなり意識してスタイリングできているのですが、小物に光沢があるもの、つるっとした人工的な質感のものが入っているため、完全にすべて凹凸でまとまったときの着こなしの印象にはなっていません。
小物まですべて凹凸のある素材でまとめると、以下のような見た目になります。
フラットで人工的な印象を感じさせていたピアス、バングル、バッグを変更しました。
ピアスは、糸をフープピアスに巻き付けたタイプ。
修正前はベージュのクラッチのツヤ感が目立ってしまっていたので、キャンバスバッグに変えました。
目が荒いタイプで、ピアスを変えた代わりにここにモスグリーンを取り入れています。
さらに、目の粗いソックスをプラス。より凹凸感を強めます。
太いバングルは、このトップスの場合には袖のボリュームとぶつかり相性が悪いのでとりました。
袖をまくり上げてバングルをするという想定なら合わないこともないのですが、我々がするのは雑誌のスタイリングではなく、普段の生活の中のスタイリングです。
袖を常にまくり上げているわけではありませんので、こうした場合にはやはり除いたほうがよいでしょう。
さて、修正前後を比べてみます。
比べてみると、修正後のほうがカジュアル感がより強まっているのがわかりますよね。
凹凸感のある素材でまとめるということは、よりカジュアルなスタイリングにするということです。
そのようなテーマでスタイリングを組むのであれば、細かなところまで質感にこだわって、統一感のあるコーディネートを心がけましょう。
練習のため、凹凸のある素材同士のコーディネートをもう1種類作成して下さい。
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