20代ママの公園お散歩スタイルは「直線」デザインで動きやすさとおしゃれ感を両立!【スタイリング添削】
FPSSでは、課題として作ったコーディネートに、講師から細かな添削を受けることができます。その繰り返しで、スタイリストとしての技術が確実に向上し、プロとしての自信もついていく仕組みです。
パーソナルスタイリストになるまでに、どんな勉強を行っているのか、
講師からどんなアドバイスをもらえるのかの参考にして頂くために
この場所でそのやりとりを公開しています。
目次
在校生T・Yさんのコーディネート作品
こんにちは。在学生の T・Y です。
入門講座9コマ目「形から考えるコーディネート」の授業の課題コーディネートを提出します。
課題:【直線的×曲線的アイテムの組合せコーディネート】
20代ママが、夏のある晴れた日の15時に、
小さな子供を近所の公園に散歩に連れて行く時のスタイルです。
ママなので、動きやすいカジュアルコーデにしました。
ゆったりめの上下アイテムとローヒールサンダル、日よけのハットも入れました。
直線的な要素は、ロングスカート、ハットのリボンベルト、バッグのかご編みや緑のボーダーデザイン、サンダルのストラップ など。
曲線的な要素は、トップスのネックラインや絵柄、スカートのフレア、ハットのつばの丸み、バッグの刺繍にある丸い柄 などです。
講師・久野よりコーディネートへのアドバイス
Yさん、こんにちは!
早速コーディネートに関してアドバイスをしていきますね。
直線的な要素に入っている「ロングスカート」ですが、確かに縦のラインは強調されるアイテムですが、フレアの印象が強く柔らかいイメージなので、直線的なアイテムを加えたときに出るシャープな印象は薄いように感じます。
そのことから、全体的に直線的なアイテムと曲線的なアイテムを組み合わせたときに出るミックス感が少なくなっているようです。
また、曲線要素が薄いために、堅く角張ったハットも浮いて見えます。他の小物の彩度が低いのにこれだけ白×黒とコントラストが強い配色なのも浮いている原因でしょう。
形以外では、Tシャツのロックテイストが、他のアイテムと調和していないという問題も見られます。
Tシャツのシルエットだけ見るとゆるくリラックス感があるので相性が良さそうに見えますが、ローリング・ストーンズのトレードマークであるリップス&タンのプリントはやはりインパクトが非常に強いため、ロックテイストでないコーディネートに合わせるのは厳しいと思います。
これらの問題を改善したコーディネートが以下です。
Tシャツはタイトなシルエットで、Vネックとプリントで直線を強調。修正前よりシャープな印象が強まったと思います。
またさらに、首回りに角を出す形でストールをON。縁にポンポン状のフリンジがついたデザインで、このアイテム単体で「直線×曲線」のミックス感が味わえます。
ちなみにネックレスを付けるという手もありますが、小さなお子さんがいらっしゃる場合には引っ張られて切れてしまうということが多くありますので、強度があるストールの方が向いているでしょう。
帽子は、コントラストが弱く、他の小物になじむカラーリングのものにチェンジ。目が粗いストローハットにしたので質感にもリラックス感が増し、他のアイテムとの相性がより良くなりました。
修正前後を比べてみましょう。
Tシャツを活かし、他のアイテムを変えることでの改善も考えられると思いますので、そのパターンも作成してみて下さい。
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